~新潟市にあるグリーフケア(ご遺族のケア)と、闘病中のご家族を持つ方のサポートのためのオフィス~


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第10回在宅ケアを考える集いin越後」実行委員会

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グリーフケアの話題ではありませんが、今日は15時から「第10回在宅ケアを考える集いin越後」の実行委員会がありました。

私がこの会に参加させて頂いたのは第7回からですが、魚沼地域のお医者さんたちが中心になって始まった会のようで、薬剤師さんや作業療法士さんなども魚沼地域の方がおいでです。

医療者ではない私には、毎回学びの多い場所ですが、今日、魚沼のK先生(お医者さん)と話をしていて思ったのは、魚沼と新潟市では、住民と医療の関わり方が随分違うんだなあ、ってこと。

K先生曰く「自分は専門は内科だけれど、軽い怪我なら縫ったりするし、水虫の薬だって出す。これが新潟市の場合だと、熱が出れば内科に行くけど、傷口縫うなら外科に行き、水虫の薬が欲しいなら皮膚科だよね。ウチの患者さんなら診察券一枚で済むけれど、新潟市の人は行く先々で初診料を払うから、医療費もかかるよね」

言われてみれば、私のカードケースには何枚もの診察券が入ってます・・汗

この話だけでも「そうか~」って思ったけど、魚沼の薬剤師さんと話をしていて、もっと「そうか~」って思ったこと。

「こっちの方では一人のお医者さんがいろんな疾患を診てるから、薬の調整もしやすいけれど、新潟市みたいに色んな医院で薬を出してもらってると、薬の効能が重なってちょっとリスクがあったとしても処方している医院が違うから調整がしにくいよね。
患者の側が不安になって “大丈夫でしょうか”って医師に聞いたとしても、明らかにNGな飲み合わせでもない限り“心配ないでしょう”って言うよね。なぜかって言ったら、薬メーカーの営業が大丈夫って言うだろうからね」

実家の父も、降圧剤と前立腺の薬の効能が重なってます・・汗

医院や病院が沢山あって、科目ごとに診てもらう医院が違う新潟市。
かたや、医院がひとつもない地域もあって、一つの医院でいろんな科目を診てもらう魚沼地域。

どっちが良いかわからないけれど、医療の選択肢に恵まれている新潟市に暮らしているからといって単純に「安心!」って思ってちゃダメなのかも・・と深く考えさせられました。

・・今日も勉強になりました。
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by griefcare | 2017-01-29 23:16 | ◆緩和ケアと在宅ケア関連

ピンクのお花、愛のお話

新潟市の雪は少し緩んできたようです・・
今日は男性のお話をお聴きする機会を頂きました。

いつもお話をお聴きするたびに「愛がいっぱいのお話を聴かせていただいたなあ」って思うのですが、今日お聴きしたお話も「愛があふれている」お話でした。

二十代のときの奥様のお写真は、小麦色のお肌に白い歯が映える、いかにも「イケてる」きれいな方で、ご主人とふたり「イケてる同士」だったことが目に浮かぶような方でした。

そうやって、青春の真っただ中をお二人で過ごされて約30年。
奥様はピンク色がとてもお好きだったというお話で、スマホの画面で見せて頂いた御遺影はピンクのお花で縁取りがされ、祭壇にはピンクのお花、お棺もきれいなピンク色をしていらっしゃいました。

亡くなってから、こんなことをするんじゃなくて、生きてるうちにもっと気にかけてやるべきだった、いまとなっては後悔と自責の念それだけです、と涙を流しておられたけれど、どんなに奥様のために想いを込めて設えをされたのか、奥様にも、それは伝わられているのではないのかな・・

いちばん傍にいる人は、そのぶん辛い思いをすることも多いけど、他の誰でもない、ご主人だからできること、ご主人だからできるお話を、聴かせていただくことができました。

今日はお話を聴かせていただき、ありがとうございました。
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by griefcare | 2017-01-25 15:24 | ◆アドバイザー日記

メッセンジャーナースの看護相談室セミナー(ご報告)

今日は午後、メッセンジャーナースとして活躍されている小田直美さんからご依頼を頂いて、グリーフケアの講座を担当させて頂きました。

タイトルは「介護の専門職が知っておきたいグリーフケア~グリーフケアを学ぶことで出来る支援~」

これは普段、看護師さんや看護学生さん向けに講座を担当させて頂く際に「ターミナル期からのグリーフケア」とタイトルをつけてお話をさせて頂くのと同じように、患者さんや利用者さんがお亡くなりになってから「その後のケア」としてだけグリーフケアを考えるのではなく、ご本人とご家族がどのような日々を過ごしておられたのかということが「その後」を考える上でとても大事であり、だからこそ、患者さんや家族の支援にあたってくださっている皆さんの存在がとても大きいのだとお伝えしたくて、このようなタイトルを付けさせて頂いたものです。

・・・・

今日は2時間半の時間を頂けましたので、かなり色々とお話しすることが出来ましたが、最初の方でお伝えしたことの一つが、「なぜグリーフケアであってグリーフセラピーではないのか」という点についての私自身の想いです。

一般的にセラピーというと「病気や具合の悪いところを治療する」という意味で使われると思います。つまり、セラピーの対象は「(身体にとって)良くないもの」、「治すべき、あるいは退治すべきもの」という理解の仕方になるだろうと思います。
だけど、誰か大切なひとが亡くなったとき生じる「グリーフ(悲嘆)」というものは「良くないもの」で、「治すべき、あるいは退治すべきもの」でしょうか。

そうではないだろうと思います。
グリーフケア発祥の地である米国でも「グリーフセラピー」とは言わず、たとえば本日、参考資料として持参したコロンビア大学のキャサリン・シア博士の開発をした「複雑性悲嘆の認知行動療法」の資料には「Treatment」と書かれています。
トリートメントは日本語で「手入れ」というふうに訳されます。
髪の毛のトリートメントをすると言えば、髪の毛を大事にお手入れする感じですよね。
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セラピーではなく、ケアであり、トリートメント。
ここから読み取れることの一つは、グリーフというものは丁寧に扱われるものである、ということです。
医療や介護の分野では、「患者さんの尊厳」ということがよく言われていると思いますが、患者さんと同じように、亡くなった方にも尊厳があり、その方のことを想う遺族の方にも尊厳がある。
そのように捉えて頂ければ、グリーフケアの持つ意味の6割か7割ぐらいはご理解いただけるのではないのかな、と思います。

・・・・

そして、最後にお伝えをしたことは、(これも、看護師さんや学生さんの講座の際にも毎回お伝えしていることなのでありますが)、“たまたま”「病気の人とお世話をしてくれる人」という役割分担になっていたとしても、「同じように普通に生きている人同士」として患者や利用者の方と接して頂けたら(家族の側として)幸せだ、ということです。

身体の機能が落ちて、呼びかけに反応することが出来ない状態になったとしても、“普通に生きている人”として接してもらう姿を見ることが家族にとって励ましになり、「うちのおじいちゃん良くして貰ったね」といった、その方が亡くなったあとまで続く喜びに繋がります。

こういうことは医療や介護のお仕事の方々だからこそ出来ることであり、ぜひそれを知って頂きたいと思い、お話をさせて頂きました。

・・・・

大変長くなりました。
お読みくださった皆様に感謝します。

今日は良い機会をいただき、ありがとうございました。
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by griefcare | 2017-01-21 23:06 | ◆講座やグリーフワークお手伝い

この時期ならではのこと

夕方になってからではなくて、今日はお日様の照っているうちに書いておこうと思います。

昨日はお一人、女性の方とお会いしました。

この時期は、お正月や小正月の連休で家族が揃ったり、お友達に会ったりする機会が多いからだと思いますが、ご家族やお友達がどなたかのことを心配されて連絡をくださることが他の時期より多いです。

そうすると、ときどき生じることが、最初に連絡をくださった方がお話して下さった内容と、その後、ご本人が連絡をくださって、お話してくださる内容に違いがある、ということです。
(たとえば最初に連絡をくださった方は不慮の事故とおっしゃったのだけれど、ご本人はご病気だったとおっしゃるようなことが、しばしば起きてきます)

こういう場合、私は、「ご紹介者の方からは違うことをお聞きしています」とは言いません。

なぜなら、話し手の主役は紹介者の方ではなくて、ご本人だからです。

そしてもう一つの理由があって、それが何かと言うと、最初に連絡をくださるご家族やお友達の方は、なるべく正しく事実を伝え、私にご本人の話を聴いてもらいたい、と願っておられるし、それが相手の方への思いやりでもあると思うのですが、ご本人からしたら、顔を見たこともないサイジョウという人間に、最初から言えることもあるけれど、言えないことがあっても不思議はない、ということです。

だけど、実際にお会いして、ゆっくりお話をお聴きしていくと、自然と同じ内容に行き着きます。
少し時間がかかっても、ここまでの過程がとても大切ではないかと思います。

さて、昨日は、娘さんからご紹介を頂いたお母さま。

お伺いをしたお家のリビングには、大きなパネルのなかに笑顔のご夫婦でのお写真や、お子さんやお孫さんと一緒の素敵な写真がとってもたくさん飾り付けられてありました。

窓際にはスーツとドレスでびしっと決めた、すごく素敵なツーショット。

私が一目ぼれをした、ホントに素敵な人だったのよ。
またお父さんに会いたい。と話して聴かせてくださいました。

春になったらまたお目にかかれたらいいですね、とご挨拶をして、暗くなった雪道を帰ってきたことでありました。

はやく春になりますように。
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by griefcare | 2017-01-18 12:32 | ◆アドバイザー日記

メッセンジャーナースの看護相談室セミナー(予告)

看護師さんの専門資格の一つにメッセンジャーナースという資格があるそうです。

どういう資格かというと、「医療の受け手(患者さん)が自分らしい生を全うする治療・生き方の選択を迫られた時に、医療の受け手に生じる心理的内面の葛藤をそのまま認め、医療の担い手(医者や看護師さんなど)との認識のズレを正す対話を重視し、医療の受け手が自ら選択・納得に至るまでの懸け橋となる看護師」さんのことだそうです。

新潟市内の病院で看護部長をお勤めのかたわら、メッセンジャーナースとして活動されている方からご依頼を頂き、来週土曜の午後に、介護の専門職の方向けのセミナーを行うこととなりました。

「介護の専門職の方向け」ということなので、主な内容は昨年11月に長岡市社会福祉協議会さんからご依頼を頂いたケアマネージャーの皆さん向けの講習と同じで考えておりますが、今回はケアマネージャーの方だけではなくて病棟看護師の方も同じぐらいの人数参加して下さるというお話でした。

そこで、いつもケースワークとして、看護師さん向けとケアマネさん向けでは別のものをご覧頂いているWさんの闘病メモを、今回は両方セットにしてご覧頂くことにしました。

グループワークの設問はいつもと同じ3問です。
1:メモから、この方のどのような気持ちが読み取れますか。
2:あなたが、この方の担当だったとしたら、どのような対応をされますか。
3:この方の闘病メモをご家族が「公開して欲しい」と希望されたのはどうしてだと思いますか。

病棟と在宅と、仕事の現場は違っても、患者さんとご家族の思いを汲んでお仕事をされるのは同じように大切なことなんだろうと思います。

グリーフケアは「その後」を対象とするものですが、患者さんとご家族が一緒にどんな時間を過ごしておられたか、そして、どんな時間を過ごすことが出来たのか、ここが「その後」にとても大きく関わっているなあ、と、「その後」のお話をお聴きしながら思います。

患者さんとご家族を支えてくださる方々に是非知って頂きたいことがあり、それはその皆さんのお仕事にも必ずお役に立てるはず。

そう信じ、今回も資料の用意をしています。

意味のある時間をしっかり創りたいと思います。
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by griefcare | 2017-01-15 00:46 | ◆講座やグリーフワークお手伝い

成人式の日ではありますが・・

今日は全国各地で成人式が開かれているようです。

私のところで開いているサロンには、ときどき県外から来て下さる方がおられます。
そのお一人で、昨年春のサロンに東北地域から来て下さった方がメールを送って来て下さいました。

>私はこの成人式がけっこう辛いです。
>私の中では息子は高校生の制服姿しかないため、迎えるはずの成人式が想像もできなくて悲しいです。

>友達の晴れ姿を、祝う気持ちもあるのに、どこかで何でという気持ちが私を現実に引き戻します。
>今月は20歳の誕生日を迎えるはずだった息子はどこにもいないことが切ないそんな私です。

>今年、春には(お仕事関係の)研修が終わりますのでまたぜひお会いしたいと思います。

この方のお子さんは高校3年生のとき、学校帰りに横断歩道を渡っていて、走ってきた車にはねられてしまわれたというお話でした。

亡くなる前日にはセンター試験のことなどを、お家でお話されていたそうです。

ご存命であれば大学2年生になり、今日はお友達と一緒に成人式の日で、お父さんお母さんは笑顔で会場に送り出しておられたことでしょう。

新潟県でも、去年も一昨年も、高校生が被害に遭う交通事故がありました。

私も含め、車の運転をする人は、「自分と人の命を守る責任がある」と肝に銘じてハンドルを持たなくてはなりません。

晴れやかで賑やかな日にも、心に留めて置きたいことがある。

それを忘れずに一年過ごしていきたいと思います。

皆様も、よろしくお願いいたします。
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by griefcare | 2017-01-08 12:22 | ◆アドバイザー日記

29年「春のわかちあいサロン」のご案内

3月に開催する「春のわかちあいサロン」の詳細が決まりましたので、ご案内をさしあげます。
いまはまだ寒さが厳しいですが、サロンを開く頃には暖かくなってきていることと思います。

お時間が取れるようでしたら、ぜひお話しにいらしてください。

◆29年:春のわかちあいサロン
大切な方を見送られた方なら、どなたでも参加頂けます。
ここで聴いたお話は、ここだけにするのが全員の方のお約束です。

日時:3月15日(水)午前の部:10時半~12時、午後の部:13時半~15時
*いずれかご希望の方をお選びください。
*但し、ご事情に応じて時間の調整をさせて頂く場合がありますこと、ご了承下さい。

会場:クロスパル新潟 (新潟市中央区礎町)
*部屋番号はお申込後にお知らせします。

参加費:千円 (茶菓と小さなお土産付き)

定員:午前午後・各4名まで

*なお、3月は天候が不順なため、ご希望を頂ければ4月にも追加日程をご用意します。
そちらのご希望も含め、ご連絡を頂ければ幸いです。

ご連絡は、090-8259-1551まで、お電話を頂けますようお願いします。
(*番号非通知はかかりませんので、ご注意ください)

早く春になりますように。
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【ご参考までに:その後の予定】
◆春のお楽しみサロン:4月25日(火)午後*一度以上お目にかかった方が対象です
◆わかちあいサロン(定期):6月21日(水)、9月20日(水)*ともに午前午後
◆第三回「家族のためのグリーフケア講座」:7月(予定)
◆秋のお楽しみサロン:10月24日(火)午後*一度以上お目にかかった方が対象です
◆第二回「こどもの悲嘆のケア基礎講座」:11月(予定)
◆男性限定サロン:12月3日(日)*午前午後

個別面談は随時お受けをしています。
お気軽にご連絡をください。
ご連絡は、090-8259-1551まで。
(*番号非通知はかかりませんので、ご注意ください。
よろしくお願いいたします。)
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by griefcare | 2017-01-05 15:33 | ◆わかちあいサロン

2017年も宜しくお願いいたします。

また新しい年がやってきました。

私ごとでありますが、昨年は、家族の協力や周囲の方々のご支援に恵まれ、いくつかの願いを叶えることができました。

高校時代に巻機山に登って以来再びやりたかった山登りができました。
*昨年のMy最高峰は菱ヶ岳(973.5m)今年は1,000mに到達するのが目標です。

事務局を務めるNPO法人WWAは設立から20年を元気に迎える事が出来ました。
*中学生の職場体験講座などに呼んでいただき、「若い頃は失敗から学ぶことが沢山あるから、失敗を怖がらないでね」等とお話ししています(偉そうですね・・苦笑)

グリーフケアオフィス「こもれびのなか」は4年目を迎え、国立精神・神経医療研究センターの「複雑性悲嘆の認知行動療法」を修了し、ご遺族のケアに加え、看護学校や介護支援専門員の方向けの研修、家族をなくした子どもの保護者や支援者の方向けの講座なども開くことが出来ました。
*逆説的ではありますが、生きることを大事にしてもらうために活動をしています。

2017年も真摯に歩んでいきたいと思います。

本年も宜しくお願いいたします。

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*今年は機会がありましたら、山歩き企画など考えてみても良いのかな、と思ったりしています。
ご縁がありましたら、よろしくお願いいたします。
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by griefcare | 2017-01-02 13:47 | ◆アドバイザー日記
サロン日程のご案内

◆31年「春のわかちあいサロン」
日時:3月21日(木)10:30~12:00、13:30~15:00
会 場:クロスパル新潟(予定)*会場は2月に決定いたします。
参加費:1,000円(茶菓と小さなお土産付き)
対 象:大切な方をなくされた方(性別不問・時期やお相手は問いません)
定 員:各席最大4名様まで
*ここでお聴きしたお話はここだけにするのが、全員の方のお約束になります。

◆第3回「こどもの悲嘆のケア基礎講座~身近な大人に知っておいて頂きたいこと~」終了しました
日 時:11月25日(日)13:30~15:30
会 場:クロスパル新潟308-309講座室
参加費:2,000円(資料代)
対象:家族を亡くした未成年の子どもの保護者、保育園や幼稚園、学校の先生など、子どもの支援に関わる大人 20名まで
*内容等の詳細はカテゴリ「講座」内でご案内いたします。