~新潟市にあるグリーフケア(ご遺族のケア)と、闘病中のご家族を持つ方のサポートのためのオフィス~


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今日は考え事の多い一日でした

今日は考え事の多い一日でした。
昨日、以前お目にかかった方からのご紹介で、4年前に奥様を見送られた方からお電話を頂きました。
今日お目にかかった男性はお子さんがお二人、お母さんが亡くなられたとき小学校5年生と中学校1年生だったお嬢さんということでした。

子育て中に奥様を亡くされた男性は、仕事に家事に育児にと大変苦労をされる方が多いのですが、加えて、思春期のお子さんは、亡くなったのがお父さんかお母さんかに関係なく、学校に行けなくなったり、行けても保健室だけになってしまった、ということがそんなに珍しいことではありません。

こちらのお家でも下のお嬢さんが1年半学校に行けなくて、その間、毎晩、二人で夜のドライブに行き、お嬢さんのお話に耳を傾けてあげたのだそうです。

だけど、そうやっているうちに、今度はお父さん(ご自身)が色んなことで疲弊をしてしまい、お仕事に行くのが辛くなり、ちょっとお休みを取っているのだ、というお話でした。
「疲れました、いっそのこと仕事も辞めてどこかに行ってしまいたい、だけど、子どもたちもいるし、そんなこともできないですよね」・・と言われた、それが今の正直なお気持ちでしょう。

それに対して、私はそのままお聴きをするだけです。
だけど、「疲れた、疲れた、本当に疲れました」と言葉にして頂くだけでも、もしかしたらほんのちょっとだけでも意味のあることかもしれません。

それと同時に、お父さんお母さんを亡くした子どもたちのケアもまた、可能な限り急いでしないといけないなあ、という思いを強く持ちました。
(佐世保の事件も私には気になっているのです。
色んな事情や背景があるのでしょうから特段の言及はしませんが、子どものケアというのがものすごく大事であるのは間違いがないと思います。)

これから一つ準備を始めていくことに決めました。
11月に小さな一歩始めます。
改めてそう決心する一日になりました。

お話を聴かせてくださったTさん、またぜひお目にかかれば幸いです。
今日はありがとうございました。
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by griefcare | 2014-07-30 00:07 | ◆アドバイザー日記

天上の音楽~祈りの歌~ 

天上の音楽~祈りの歌~ 

敬愛する在宅医の先生がチケットを送ってくださいました。
8月9日(土)13:30~、白根学習館ラスペックホールにて。
演者は先生とチャプレン、ソプラノ、ピアノ、そしてサックスが日比野音療研究所の日比野さんです。

「生きていく希望が必要なとき、無力感、喪失感でどうにも立ち上がれないとき、ひとりぼっちだと感じるとき、あなたのもとに「天上の音楽」をお届けできればと願っています(パンフレットから)」。

チケットは白根青年会議所でお求めいただけます(025-373-4507)。
お時間のある方は是非お出かけください。
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先生、チケットをお送りいただき、ありがとうございました。
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by griefcare | 2014-07-27 11:29 | ◆緩和ケアと在宅ケア関連

熱中症にご注意ください

今日は午前中から大変な猛暑となっています。

こんなとき怖いのが熱中症。
私も昨晩、扇風機をかけていたにも関わらず、軽い熱中症になってしまった模様です。
(朝、起きたら頭痛がして、午前中は身体を動かすのがだるくて仕方ありませんでした)

健康な人でもかかる熱中症。
気持ちが萎えているときや、食欲が落ちているときは、特に注意が必要です。

同居のご家族を見送られ、一人暮らしをされている方も少なくないと思います。
自分の面倒を自分で見るのは、「それこそ面倒くさい」と思われるかもしれないですが、ご自分だけのお家のなかで体調を崩されると辛いです。

今日のような猛暑日は、家の中でクーラーを使ってお過ごしになるのが一番ですが、クーラーを使えない場合にお奨めしたいのは水風呂です。
前の晩のお風呂の残り湯に、ドプン!と浸かってみてはいかがでしょうか。

これ、実はだいぶ以前になりますが、私がマタニティーライフ真っ最中だったころ、時々やっていたことです。(妊婦って暑いんですよね~)
気温が体温を上回るぐらい暑い日は、強制的に身体の表面の温度を下げましょう。

そして、梅干しをぜひ常備頂いて、暑い日には1個か2個の梅干しと、とにかく水分はたっぷり取ってください。
暑さがいちばん厳しいのは、これからのひと月です。

ひと月過ぎれば少し楽になります。
とにかく、これから先のひと月を、身体に気を付けてお過ごしください。
どうぞ無理をされませんように。
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by griefcare | 2014-07-26 14:08 | ◆アドバイザー日記

母の主治医だったS先生へ

7月21日。晴れ。

5年前の7月21日は、母がそれまで入院していた病院からホスピスに転院をした日です。

私にとっては、母の命日よりも思い出すのが辛い日で、なのに、その日の朝から晩になるまで、その一瞬一瞬の光景と、そのとき感じた心の内をどうしても思い出してしまいます。

あの日、ホスピスに移るため、お世話になった病院を退出するとき、その日は勤務がお休みのS先生(母の主治医)もわざわざ母を見送りに病院まで来てくださいました。
そしてお世話になった担当の看護師さん、沢山の方々が病棟のエレベーター前でお別れの挨拶をしてくださって、母は思わず泣いていました。

今なら別の選択が出来たかもしれないけれど、5年前のあの時にはどうしようもなかった、ぎりぎりの選択で、他にできることはなかったと思うけど、それでも母はできることなら、そのままあの病院にいたかっただろうなあ、と今更ながらに思います。

だけど、「できる治療がなくなってまで、ここにはいられない」って言ったのは母本人ですし、「夏休みになるから自宅に戻ろうよ」って言った私の言葉を、「夏休みが終わったら私はどうしたらいいの」って言って拒んだのも母でしたから、あの5年前のあの時には、ホスピスに移るというのが、私たちに残された最善の選択で、それは今も変わりがないと思うのですが、それでもやっぱり、この日になると、朝から胸がうずいてしまいます。

5年経っても思い出す、闘病末期の辛い一日。
だけど、この辛さを感じることが出来なかったよりも、出来て良かったと、間違いなく思います。

可能であれば、母を見送ってくださったS先生にもう一度お会いして、あの時のお礼を言うことができるなら。
だけど、大きな病院の宿命みたいなものなのでしょう、その後余所の病院に移られた先生が今どこにいらっしゃるのか、元患者家族にはわからないのです。

このブログの投稿が先生の目に触れることがあったら、どんなに嬉しいかと思います。
5年前の今日、エレベーターの前で母を見送ってくださったS先生、あのときは本当にありがとうございました。
母はまた先生にお会いをしたかったと思います。

これからもお元気でご活躍ください。
本当にありがとうございました。
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by griefcare | 2014-07-21 11:11 | ◆緩和ケアと在宅ケア関連

グリーフワークの根っこ

岡山県で行方不明だった女の子が保護された、というニュース速報がありました。
どんなに怖い6日間だったことだろう、と思うと、胸が痛みます。
だけど、小学生には楽しいはずの夏休み。
無事にお家に帰ることができ、本当に良かったと思います。

先日、年下の友人からプレゼントをしてもらった絵本のご紹介をしましたが、今日は私が購読をしている「宮崎中央新聞」の一部を引用してご紹介をいたします。

写真は、聖マリアンナ医科大学の新生児分野名誉教授・堀内氏の講演会記事の一部です。
タイトルは「周産期の喪失を考える」。
書かれている内容は、生まれて間もなく空に帰っていった赤ちゃんたちのことなので、読むのが少し辛い部分もありますが、ご紹介をしたいのは最後の一文。

「かけがえのない命を失っても、しっかり十分に悲嘆することで、その命は、その人の大事な心の一部になっていくのです。」

また、堀内先生は、「回復を急いではいけません。自分の悲しみをしっかり表出し、それを受け止める。そういう自分も自分の一部なんだと思って、生き抜く力を得ていくことが大事です」ともおっしゃっています。

「言うは易し、行うは難し」と思われるかもしれないですが、これが近しい方にとって本当に大切なグリーフワークの根っこになるのではないかと思います。

宮崎中央新聞でバックナンバーの取り寄せもできるのではないかと思います。
よろしければ検索してみてください。
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それでは梅雨が明けるまであと少し。雨降りに気を付けてお過ごしください。
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by griefcare | 2014-07-19 23:36 | ◆講座やグリーフワークお手伝い

「新潟市くらしとこころの総合相談会」

新潟市が実施する自殺予防対策事業「新潟市くらしとこころの総合相談会」の案内が関係機関から届きました。皆さんのお近くに悩みを抱えている方がいらしたら、こんな場があるよ、とお知らせ頂ければ幸いです。

☆☆☆
「新潟市くらしとこころの総合相談会」

新潟市の自殺死亡率が政令指定都市の中で高い水準にあることを踏まえ、課題となっている働き盛りの年代の自殺を防ぐための取り組みとして、法律、こころの健康などの複合的な問題に対応できるよう、弁護士、保健師、精神保健福祉士などの多職種の専門職によるワンストップの総合相談会を新潟市主催で実施します。

■相談会日程(予約制)
「定例相談会日程」※午後6時から午後8時30分
平成26年
5月16日(金曜)
6月20日(金曜)
7月18日(金曜)
8月22日(金曜)
10月17日(金曜)
11月21日(金曜)
12月19日(金曜)

平成27年
1月16日(金曜)
2月20日(金曜)

「9月及び3月の連続開催の日程」※午前10時から午後5時
平成26年
9月25日(木曜)
9月26日(金曜)
9月27日(土曜)
平成27年
3月19日(木曜)
3月20日(金曜)
3月21日(土曜)

■相談会場
会場:万代シテイレンタルルーム
住所:〒950-0088 新潟市中央区万代1-6-1 万代シテイバスセンタービル4階
※駐車場は、お近くの有料駐車場をお使いください。

■相談予約
相談予約電話:025-232-5580(予約受付:新潟市こころの健康センター)
予約受付時間:平日午前8時30分から午後5時15分まで
※相談は、予約制とします。予約なしでお越しの際は、予約状況によりお受けできない場合があります。

■問合せ先
保健衛生部 こころの健康センター
〒951-8133 新潟市中央区川岸町1丁目57-1
電話:025-232-5560 FAX:025-232-5568
http://www.city.niigata.lg.jp/iryo/kokoro/jisatsu/soudannsienn.html

☆☆☆

抱えている辛さがある方は一度「こころの健康センター」にお電話をしてみてください。
ここでご案内した相談会以外の相談窓口などを教えて頂けると思います。

辛い思いを独りで我慢しないで、相談機関を使って頂けますように・・
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by griefcare | 2014-07-14 22:19 | ◆アドバイザー日記

花を持って、会いにゆく 

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昨日、年下の友人からプレゼントされました。
長田弘の「詩ふたつ」。

花を持って、会いにゆく 
「春の日、あなたに会いにゆく。あなたはなくなった人である。
どこにもいない人である。(中略)
どこにもいない? 違うと、なくなった人は言う。
どこにもいないのではない。どこにもゆかないのだ。
いつも、ここにいる。歩くことは、しなくなった」(後略)

友人は2か月前にお母さんを見送られました。
そうして彼女は、私の分まで本を買ってくれました。
お互い様なんだと思います。

ありがとう。
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by griefcare | 2014-07-12 00:13 | ◆アドバイザー日記

ゆっくり、ゆっくり

朝からの大雨が止んだ頃、葉書が届きました。
「最近、前を向けるように“少し”なってきた気がします」と書いてくださったのは、まだ雪が残る頃にお会いした方です。
まだ1年が経ちません。
ゆっくり、ゆっくり行って頂きたいなあ、と思っています。

::::

このブログに目を留めてくださっている皆さまへ。
近しい方を見送られて間もない方の特徴の一つに「過活動」や「焦り」があります。
「自分が元気にしていないと悲しむに違いない」という気持ちから必要以上に頑張って仕事をしたり、「何かしなくちゃ」と気持ちが焦ってしまう、というものです。

でも、誰かを送って間もない時期というのは、本当は心身ともに疲弊をしている時期で、それがために却って気持ちが焦る、ということがあります。

私はそういうお話をされる方にお会いしたときには、「自分の気持ちが焦ってるな、って感じるときがあったら、とりあえず3日間、自分の気持ちを眺めてみよう、って思ってくださいね」とお話をしています。
気持ちが焦っているとき“3日間”は途方もなく長く感じられるかもしれないですが、それでも、“自分の気持ちを3日間眺めてみよう”と思ってみるのは悪いものではありません。

もし皆さんのお近くに、どなたか近しい方を亡くされたあと、“なんだかとても元気に動いているような気がする”方がいらしたら、「無理をするな」とは言わないで、「疲れすぎないように気を付けてね」と一言だけ声を掛けて差し上げて頂けると幸いです。

*頑張ることで毎日を過ごそうとしている方も多いので、「頑張るな」とか「無理をするな」ではなくて、「疲れすぎないように気を付けてね」と言って頂けると嬉しいです。

Kさん、葉書をありがとうございました。あとでお返事書きますね。もうすこし梅雨空が続くようですが、身体に気を付けてお過ごしください。
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by griefcare | 2014-07-09 22:24 | ◆アドバイザー日記

一年経った頃

最近ちょっとアクシデントに巻き込まれて辛そうなひとがいます。

注意深くそのときの状況をその場にいらした方にお聞きしていくと、
ほんのちょっと口ぶりがきつかった、ということがどうやらあったご様子で、
その方の真意と周りにいた人の受け止め方にギャップが生じ、
そのために思わぬ方向に物事が進んでしまった、ということのようでした。

いつも一生懸命に物事に対峙して、人望も信頼もある人がどうしてそんな状況に遭遇されたのだろうか、
と考えた時、ひとつ思いあたるのは、その方が近しい方を亡くされて1年経たれて間もないということです。

私自身もそうでしたが、近しい人を亡くしたとき、いちばん辛くて疲弊をしているのは死別後すぐではなくて、1年経った頃です。(1周忌を済ませた頃と思えばいいでしょうか)

一年間、いろんな思いを我慢して(*自分の気持ちを見ないふりをしたり、ということも我慢の典型的な在りようです)、自分のことよりも、もっと辛そうな人のために力を使い、仕事でもなんでもとにかく頑張ってしまう・・。
そうやって必死で一日一日を頑張ってやり過ごす、そういう方は少なくありません。

だけど、そうやって頑張って何かを我慢して過ごしてきた心の在りようが、自分でも気づかないうちにふとしたはずみに外に出てしまう・・。
そんなこともあるものです。

本人が感じている以上に、心や身体の疲れがたまっていることが多い一年後。
自分のことを労わってあげてくださいね。
今日のような雨の日は、一日お休みしてもいいのかもしれません。

そうして、周りにいる方も、そういう時期なのかもしれない、と見守ってさしあげて頂けるとありがたいなあ、と思います。
一年経ったからもう大丈夫、二年経ったから大丈夫、というわけではないのです。
近くに誰かを見送られた方がいらしたら、そっと気にかけて頂けると幸いです。
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by griefcare | 2014-07-08 11:08 | ◆アドバイザー日記
サロン日程のご案内

◆31年「春のわかちあいサロン」
日時:3月21日(木)10:30~12:00、13:30~15:00
会 場:クロスパル新潟(予定)*会場は2月に決定いたします。
参加費:1,000円(茶菓と小さなお土産付き)
対 象:大切な方をなくされた方(性別不問・時期やお相手は問いません)
定 員:各席最大4名様まで
*ここでお聴きしたお話はここだけにするのが、全員の方のお約束になります。

◆第3回「こどもの悲嘆のケア基礎講座~身近な大人に知っておいて頂きたいこと~」終了しました
日 時:11月25日(日)13:30~15:30
会 場:クロスパル新潟308-309講座室
参加費:2,000円(資料代)
対象:家族を亡くした未成年の子どもの保護者、保育園や幼稚園、学校の先生など、子どもの支援に関わる大人 20名まで
*内容等の詳細はカテゴリ「講座」内でご案内いたします。