~新潟市にあるグリーフケア(ご遺族のケア)と、闘病中のご家族を持つ方のサポートのためのオフィス~


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グリーフとクレームの関わり

いまさらながらの話ではありますが、24日(日)、25日(月)と、東京でグリーフケア協会の1級アドバイザー講習会があり、2日目のランチョンセミナーでのスピーチと、午後のグループワーク(ケアの模擬実践)のファシリテーターを務めてきました。

スピーチでお話をした内容は現在お手伝いをしていることからの抜粋なのですが、最後に、ある病院の看護部長さんからご相談を頂いた、ご遺族と病院との心情的なすれ違いによる、一種のクレームへの対応についてお話をさせていただきました。

そうしましたら、受講されている方には医療者の方が多いこともあり、この内容が一番興味を引いたようで、後日何人かの方から直接ご連絡をいただきました。
クレームというのは、医療に限らず、小売業やその他の業種職種でも根っこの部分は共通で、裏に隠れた「思い」をいかに読み取り、それに対応をしていくかが肝心になりますが、相手がご遺族の場合には、その大きな要因に悲嘆が入ってきますので、大切な方を亡くされた後、ご遺族にどんな気持ちが生じるか、その背景にはどんな事情が考えられるかなど、グリーフの知識があることで役に立つことも大きいです。

こういったことを考え合わせると、同じクレーム対応であっても、ケースによって様々な違いがありますし、それぞれ異なることを考える必要が出てくるなあ、と改めて気が付きました。
まだまだ精進をしていきたいと思います。
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by griefcare | 2013-03-29 17:23 | ◆アドバイザー日記

今年最初の「父と野山」

昨年から月に一度、父と野山歩きをしています。
今日は今年最初の「父と野山」。
外の気温は8度。まだまだ風が冷たいけれど、白と紫の雪割草、ショウジョバカマ、オオレン、キブシ、マンサク、青と白のキクザキイチゲ(一輪草)、カタクリの蕾も足元にありました。
全部の写真を撮ったわけではないですが、3月末の野山の花たちの紹介でした。
ご家族やお友達と一緒に春の野山、お出かけになってみてください。
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by griefcare | 2013-03-27 09:48 | ◆アドバイザー日記

グリーフワークについて

グリーフワーク「悲嘆のワーク」とは、大切な方を亡くされた後に引き起こされる悲しさや無念さ、後悔、怒りなど、様々なお気持ちを、心の外に出すためのワークです。
これは看取られて間もない時期だけのものではなく、10年経った方でも、20年経った方でも、どなたにでもできるワークです。

私自身は父と一緒に、母が描き残していった絵画のミニ画集を作成しましたが、思い出ボックスの制作だったり、手仕事だったり、お一人お一人に合う形のワークを一緒に探して形にするお手伝いをしています。

ただの遺品の整理ではなく、思いのこもった形にすることで、気持ちがほっこりすることもあるでしょう。
こんなことができたらいいな~、あんなことができたらいいな~、と思われるようなことがありましたら、いつでもご連絡をお待ちしています。
TEL:025-233-5983 (WWA兼用*いたずら電話はお断りしたいので番号非通知は不可となっています)
 
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by griefcare | 2013-03-20 17:39 | ◆講座やグリーフワークお手伝い

「在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク」全国大会の実行委員会

 今日は14時から新潟市歯科医師会館で、9月に新潟市で開催される「在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク」全国大会の実行委員会でした。
私の担当分科会は「仏教ホスピスビハーラと日本的ケアについて」です。
 「ビハーラ」は長岡市にある全国初の仏教ホスピスであり、私の母が終末期にお世話になったところでもあります。
 ホスピスに「仏教系だから、キリスト系だから」ということで、どこかに大きな違いがあるのか正直なところよくわからないのですが、日本人がよく口にする「お迎えが来る」という表現がもしかしたら仏教的なのかもしれないですね。
・・なんて話を参加されたお医者さんからお聞きして、なるほど、と思ったり、普段は白衣を着ているであろう方々と普段着でお話ができる楽しいひと時でもありました。
 来月からも毎月、実行委員会があり、9月22日、23日が大会本番です。上野千鶴子さんや青木新門さんなど有名なゲストも登場しますので随時ご案内をしていきたいと思います。
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by griefcare | 2013-03-20 17:19 | ◆アドバイザー日記

医療者と患者さんやご家族とのコミュニケーション(雑感)

先日、主治医から患者ご本人に「末期の宣告」があったとご家族からお話のあったケースについて、新潟市内で緩和ケアを担当されている医療者の皆さんのメーリングリストで参考意見をお願いしたところ、がんセンターで緩和外来を担当している先生から、次のようなコメントをいただきました。

◆「医師が患者さんに伝えた(と思っている)内容」と「患者さんが主治医から聞いた(と思っている)内容」が大きく異なっているように思われる。
・・こうした状況というのが思ったより多く、それによって「しなくても良いはずの悲しい思い」をしている方が少なくない、と緩和ケア科外来でのこれまでの関わりを通じて私は感じております。

そこでまず、
1「医師が患者さんに伝えた『言葉』」
・「患者さんが主治医から聞いた『言葉』」
※個人の解釈で「自分が聞いた言葉」と「自分が『その言葉』を他人に伝える時に使う言葉」が異なる場合があります。を、どうにかして確認することが必要で、

2その次に
・「医師が患者さんにその『言葉』を伝えた『理由』」
・「患者さんが主治医からそういう『言葉』を聞いたと思った『理由』」
を確認すること、

3その上で
・「医学的に正確な情報」の関係者(患者さん・ご家族・主治医・担当医療スタッフ)間での共有
・「誤解」や「思い込み」が確認できれば(主治医・患者さん両者にありえます)その修正
・同時進行で患者さん・ご家族への精神的なケア
・精神的な問題が深刻な場合には専門家による対応の検討
などの作業を行っていただければ良いように思います。

・・ということでした。
闘病中という緊張を強いられる状況にあっては、「医師が患者さんに伝えた(と思っている)内容」と「患者さんが主治医から聞いた(と思っている)内容」が食い違うことは多いにありそうです。

上記の先生からのアドバイスをもとに、先日相談をくださった方に対しては「その後いかがですか?」と連絡を入れるなかで再度状況を確認し、良い方向に少しでも進むようにもっていきたいと思います。
そして、今後はこうした医療者と患者・家族の間のコミュニケーションギャップが少しでも減るような関わり方ができないか考えていきたいと思います。

*でも、医療者の方にご意見を伺うことができ、ほんの少しですが安心しました。
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by griefcare | 2013-03-17 22:08 | ◆アドバイザー日記

「こもれびのなかサロン」開設準備中

大切な方の思い出をわかちあう「こもれびのなかサロン」開設に向けて準備を進めています。
正式なオープンは6月を予定していますが、個別にお話を伺うミニサロンは随時対応いたします。
ご興味のある方は、025-233-5983(*WWA兼用・番号非通知不可)までご連絡をお願いいたします。
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by griefcare | 2013-03-17 21:39 | ◆わかちあいサロン

第14回新潟地区緩和医療研究会

今日の午後、ANAクラウンプラザホテルで新潟地区緩和医療研究会がありました。
いつもお世話になっている在宅ケア診療所の先生のご紹介で初めて参加したのですが、今日は「生活を支える医療につなぐ~どう生きたいかに寄り添う~」と題して、普通病棟から在宅緩和、あるいは緩和病棟に移行する段階における支援のありようがテーマの会でした。
大切なのは、「これからどう生きていきたか」患者さん自身がある程度のイメージを描けるように一緒に考える「受容支援」と「自立に向けた支援」。
この二つは本来、外来に通院している段階から支援がなされるのが望ましい、ということでしたが、私もまったくその通りだと思います。
ここがきっちりなされていれば、そこに至るまでの過程や理由はどうあれ、先日のご家族もいたずらに動揺したり、不安に陥ることが少なく済んだかもしれません。
病院の先生方も忙しいなかで、できる限りの心配りをしてくださっていますし、それでもいろんな「想定外」が起きるので、仕方がない面が大きいのが現実ですが、それでも「仕事が終わったら家に帰るように、人生という仕事が終わるときには家に帰る」ことが自然になるような取り組みが広がっていったらいいな~と思います。(最後の「」は今日の研究会の講師の教えからの引用です)。私もまだまだ勉強したいと思います。
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by griefcare | 2013-03-16 22:16 | ◆緩和ケアと在宅ケア関連

心の帯を締め直す

今日の昼前、「SUITO」をご覧になって、かつての私と同じように闘病中の家族を見ておられる方からご相談を頂きました。
先週手術をされたお父様の予後が良くなくて、退院の見通しが立たないためにお父様本人もご家族も辛い、というお話でした。
ただ、主治医からこの先1か月間は術後の回復最優先と言われているそうでしたので、それなら「1か月後」を照準に、お父様に、「どこで、だれと、どのように」療養生活を送って貰いたいと思うか、「いま現在の目標」で良いから決めて、そこに向かって家族みんなで進もうね、ということでお父様やご家族とお話をされてみてはどうですか?ということで、今日は失礼をしてきたのですが、家に戻ってわずか20分後に「午前中に主治医から父に「末期がんだ」と宣告があったと家族から連絡がありました・・(涙)」と電話が入ってきてしまいました。。
本人にも家族にも予想してなかったことが生じるのが闘病の現実なので、「目標を立てても修正を余儀なくされることはあるけど、その時はその時、修正をすれば良いんですからね」とは言い置いてきたけれど、よもや、いま、この時点で、本人に末期の宣告がなされてしまうとは!!
 この後、父に会うときどうしたらいいですか・・と電話の向こうから聞かれたけれど、私の答えは「無理をしないで悲しかったらお父さんの前で泣いてもいいし、お父さんと一緒に落ち込んでいてもいいですからね」です。
母のとき、私は「家族が落ち込んでちゃいけない」と身構えて、仕事じゃないのに仕事みたいに、「正しく現状を理解してこそ次の手が打てる」なんてことを口にして、母の気持ちにも蓋をしてしまいました。
なんてことをしていたんだろうな~と思います。悲しいなら悲しい、無念なら無念、悔しいなら悔しい、と同じ気持ちを共有してこそ、一緒に次の一歩が出せるのに。
同じ轍を踏んでほしくない。だから私もここでいまいちど「心の帯」を締め直します。(男性なら褌の紐を締めなおす、と言うのでしょうけど、あいにく私は褌しないので・・)明日からまた一歩。
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by griefcare | 2013-03-14 22:55 | ◆アドバイザー日記

一般社団法人日本グリーフケア協会について

日本グリーフケア協会は、人の死にかかわる仕事に就いている人や、大切な人を亡くして悲しみの中にいる人の身近にいて、「何かしてあげたい」と思っている人のため、よりよい、より深いグリーフケアができるよう研修・情報収集・人材交流を行うための団体です。
平成20年7月、看護関係者、福祉関係者、宗教関係者、葬儀関係者が集まり発足しました。それぞれの分野の情報と経験を共有し、協力し合って啓蒙活動を行うことを目的としています。

会長:宮林幸江・自治医科大学教授(グリーフケア:看護学部老年看護学)
事務局:〒202-0022 東京都西東京市柳沢5-15-26  TEL:042-467-6650
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by griefcare | 2013-03-13 16:49 | ◆日本グリーフケア協会について

ごあいさつ

悲しみを愛と生きる力に変えるお手伝いをします

2009年の夏、私の母は1年半の闘病生活ののち、ホスピスのベッドの上で空へ還っていきました。
社会的には死別の悲しみ(グリーフ)は一年も経てば癒えるだろうと思われることが多いのか、一周忌を迎える頃から「もうすっかり元気になったわね」と言われることが多かったように思います。
しかし、初めて自分で経験して知ったのは、死別のときよりも1年後の方がもっと悲しく苦しいことがある、ということでした。

そしてもう一つ、初めて身をもって知ったのは、病が原因で大事な人が亡くなる場合、本人がまだ生きているにも関わらず、“自分の大事な人はもう助からない”と傍にいる人が“心でわかってしまう”瞬間があるということでした。
いわゆる「予期悲嘆」(あるいは予期不安)と言われる、ここから終末までの悲しみは、「生きていて欲しい」という願望と「もう駄目なんだ」という絶望という、二つの相反する気持ちに翻弄される大変つらい悲しみです。

私は、自分自身の「予期悲嘆」に苦しんだことと、母がいなくなった後、独居となった父の悲しみを和らげる術がわからず、そのことで苦しんだことから、グリーフケアの勉強を始め、2012年7月に(社)日本グリーフケア協会・特級アドバイザーの認定を受けました。

そしていま、大事な方を失くされた方からお話をお聴きしながら思うことは、悲しみがゼロにはならずとも、気持ちを表に出すことで、懐かしい面影が「辛さ」や「絶望」を引き連れてくるのではなく、「愛」や「生きる力」を少しずつでも連れてきてくれる時が、いつかは必ずやってくる、ということです。

表に出せない悲しみや辛さを、その方なりのやり方で胸の内から外に出し、少しずつでも愛や生きる力に変えていく、そのお手伝いをしたいと願っています。

一般社団法人日本グリーフケア協会認定
グリーフケア・特級アドバイザー 
西條 和佳子
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by griefcare | 2013-03-11 15:00 | ◆講座やグリーフワークお手伝い
サロン日程のご案内

◆31年「春のわかちあいサロン」
日時:3月21日(木)10:30~12:00、13:30~15:00
会 場:クロスパル新潟(予定)*会場は2月に決定いたします。
参加費:1,000円(茶菓と小さなお土産付き)
対 象:大切な方をなくされた方(性別不問・時期やお相手は問いません)
定 員:各席最大4名様まで
*ここでお聴きしたお話はここだけにするのが、全員の方のお約束になります。

◆第3回「こどもの悲嘆のケア基礎講座~身近な大人に知っておいて頂きたいこと~」終了しました
日 時:11月25日(日)13:30~15:30
会 場:クロスパル新潟308-309講座室
参加費:2,000円(資料代)
対象:家族を亡くした未成年の子どもの保護者、保育園や幼稚園、学校の先生など、子どもの支援に関わる大人 20名まで
*内容等の詳細はカテゴリ「講座」内でご案内いたします。