~新潟市にあるグリーフケア(ご遺族のケア)と、闘病中のご家族を持つ方のサポートのためのオフィス~


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患者さんと家族みんなでチーム

今日は春らしいお天気のなか、少し離れた街から四人でご相談に来て下さった方がありました。
ご病気中のお姉さまを支える妹さんがお二人と、お姉さまの成人されたお子さんがお二人です。

妹さんのお一人が代表しておっしゃるには、「治療の成果が出ているのだから、元気を出して、」と皆で励ましているのだけれど、いくら励ましても「どうせ私は治らないんだから」と言われ、それでも前を向いて欲しくて一生懸命声を掛けるのだけれど、こんどは「あなたは元気でいいわね」みたいなことを言われてしまい、いったいどうしたら良いのでしょう・・と、このようなお話でした。

うちの母の時と同じだなあ、と思いました。
どこのご家族も(同じじゃないけど)同じような気持ちを味わうのだなあ・・と思いましたし、ご本人がいちばん元気な自分に戻りたく、何かに文句を言って泣いてわめいて目が覚めて、夢だったらどんなに良いだろう、、そんなふうに思っておられる最中なのだろうなあ、と思いました。

妹さんもお子さんたちも、お姉さんの、お母さんの、「どうせ私は治らないんだから」という言葉を聴くのは耐え難く、「家族もみんな一緒に病気と闘いたい」というのが皆さん共通のお気持ちのようでした。

そうであるなら、(聴くのはしんどいと思うのですが)お姉さんの、お母さんの、口から出される言葉は遮るのではなく、そのまま聴きいれてさしあげて、そのうえで「お母さん(お姉さん)を真ん中にして、家族みんなで一緒に病気と闘いたい」と家族の気持ちをそのまま伝えてみてはいかがですか、とご提案を差し上げました。
そうやって、患者さんご自身もご一緒に、家族みんなでチームになられることをお勧めしたいと思うのです。

そして、それと同時に、ご家族がご自分たちの支えを手に入れられるよう、家族が気持ちを出せる場を複数確保されることをお勧めしました。

具体的にお勧めしたのは、県内のどこの病院の患者さんや家族でも相談を受け付けて貰えるがんセンターの相談室と、新潟市民病院が“全てのがん患者さんとご家族“”を対象に定期的に開催しているサロンです。

ご家族がご病気中の方を支えるためには、ご家族自身が気持ちを出せて、支えて貰える場が必要、そう思って、私はいつもこんな話をしています。

*長くなりましたが、間接的にでも、どなたかのお役に立つ情報となりましたら幸いです。
春らしい春になりますように。
そう思う一日でありました。
by griefcare | 2015-03-15 23:19 | ◆緩和ケアと在宅ケア関連
サロン日程のご案内

◆31年「春のわかちあいサロン」
日時:3月21日(木)10:30~12:00、13:30~15:00
会 場:クロスパル新潟(予定)*会場は2月に決定いたします。
参加費:1,000円(茶菓と小さなお土産付き)
対 象:大切な方をなくされた方(性別不問・時期やお相手は問いません)
定 員:各席最大4名様まで
*ここでお聴きしたお話はここだけにするのが、全員の方のお約束になります。

◆第3回「こどもの悲嘆のケア基礎講座~身近な大人に知っておいて頂きたいこと~」終了しました
日 時:11月25日(日)13:30~15:30
会 場:クロスパル新潟308-309講座室
参加費:2,000円(資料代)
対象:家族を亡くした未成年の子どもの保護者、保育園や幼稚園、学校の先生など、子どもの支援に関わる大人 20名まで
*内容等の詳細はカテゴリ「講座」内でご案内いたします。